4メーカーのインプラントを扱っています

4メーカーのインプラントを使い分けている理由

患者さんごとに、骨の状態、タイプがいろいろあります。また、インプラントにはたくさんのメーカーがあり、それぞれ異なった特長や利点があります。

当院では、いろいろな骨のタイプの患者さんに対応するため、4つのメーカーのインプラントを取り扱っています。

たとえば…

    上顎は骨密度が低いので、下顎に比べてインプラントの生着率が悪くなります。インプラントの材料の多くはチタンで作られています。チタンは骨密度が低いと生着率も悪くなる傾向にあります。
    そこで、このような場合には、チタンの表面にハイドロキシアパタイトという材料をコーティングしているメーカーのインプラントを採用しています。(このタイプのインプラントは、低い骨密度でも高い生着率を示しています。)

    一種類のインプラントで全ての症例に対してオールマイティな機能を持つものはないので、各メーカーのインプラントの長所短所を見極めて、患者さんごとに使い分けています。

    あなたにとって最良のインプラント治療を提供するために、綿密な計画の上、最適なインプラントを選択しています。


    当院では、以下の4メーカーのインプラントを扱っています。

      • カルシテック (アメリカ製)
        ハイドロキシアパタイトをコーティングしたインプラントのメーカーの中で、いろいろ調べた結果、私としては世界で最も信頼性のあるメーカーだと思い採用しています。骨密度の低いあごの骨にも、高確率でインテグレーション(骨に着くこと)し、安心して使用できます。歯を抜いて、その場でインプラントを埋入する際には、患者さんにとってとても負担の少ない術式で手術することができるのも、このメーカーならではだと思います。


      • スクリューベント (アメリカ製)
        当院で最も古くから採用しているメーカーです。いろいろな症例にオールマイティーに対処することができます。特に上部構造体(人工の歯)を製作する際に必ず使用する土台が、まず「ゆるまない」という特徴があります。この土台はネジで締め付けるもので、「ネジは必ずゆるむもの」が常識でした。しかし、このメーカーが採用している「ゆるまない」機構のおかげで、当院では「ネジがゆるんで土台がガタつき、人工の歯がグラグラ!」という例はいまだにありません。今ではこのような機構は珍しくありませんが、当時(十数年前)では他社では見当たらず、良い機構と思い採用しました。実はこのスクリューベント社は、上記のカルシテック社と合併しており、同一工場でインプラントを製造しています。ハイドロキシアパタイトをコーティングしたインプラントもラインナップしており信頼性の高いものとして、アメリカで定評があります


      • マイティス (日本製)
        最近では、日本のインプラントメーカーも研究と経験を積み、日本人のあごの骨に合ったインプラントを開発し良い結果が出ています。日本の製品は精度も高く、高品質なので世界中のインプラントメーカーに引けをとることは、何もありません。今後も研究開発にがんばってほしいと思います。このメーカーは、他社にはない「超太で短いインプラント」のライナップが充実しています。例えば、あごの骨の中の神経との距離との関係で短いインプラントしか埋入出来ない場合、直径を太いものにして骨との接触面積を大きくし、安定させる方向にもっていけます。


      • エグザ (日本製)
        このメーカーは、インプラントの金属材料の製造からインプラント体の開発、製造まで一貫して行なっている唯一のメーカーです。あまり知られていないことですが、海外の有名メーカーも素の材料は日本から輸入しているのです。それだけ日本の技術はすばらしいということになります。こちらのメーカーはインプラント体の太さを限定されてしまいますが、オールマイティーに対処することができます
        また、あごの骨に対して長期に安定し、良い結果が出ています


      ☆その他、いろいろなインプラントメーカーの製品を経験をしてきましたが、現在はこれらのメーカーを主に採用しています。


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