歯槽堤保存術(ソケットプリザベーション)
歯槽堤保存術(ソケットプリザベーション)とは
歯を抜くと、周りの歯槽骨が、ある程度吸収(骨が無くなって痩せること)してしまいます。
これは歯槽骨の性質でもあり、仕方がないことなのですが、このような状態になると、頬がこけたり、しわの原因にもなります。
それを、「歯槽堤保存術(ソケットプリザベーション)」という方法によって、補うことができます。
通常、抜歯窩(抜歯した後にできる空洞)には、感染予防の薬を詰めるだけですが、人工骨を充填することによって、顎の骨の吸収を最小限にします。
顎の骨が吸収されると、入れ歯やインプラントが難しくなり、ブリッジをする場合も不自然な形になり綺麗な状態になりません。

抜歯する歯の周りの骨が極端に膿んでいなければ、どのような原因、理由で抜歯する場合も、この施術を受けることができます。(抜歯した当日でないと受けられません。)
歯槽堤保存術の処置を受けた患者さんは、歯槽骨の体積が豊富に残るのでインプラントの治療の際に難しくなってしまう症例が、基本的な手術のみで完了することが多くあります。
入れ歯を希望している患者さんも、入れ歯をささえる土手(歯槽骨)が豊富にあるので、入れ歯を安定させやすくなります。
歯槽堤保存術(ソケットプリザベーション)の流れ
1)周りの骨を破壊しないように、ていねいに抜歯します。
2)抜いた後の骨の内部を一層だけ削り落として、新鮮な骨を露出させます。
3)人工骨を填入します。
4)コラーゲンの膜やスポンジでふたをします。
5)軽く縫合して終了です。歯肉を完全に閉じる必要はありません。
*この処置を追加しても、通常の抜歯と同じ程度の痛みや腫れで済みます。
